私の周りの一番のバカップル(はい 今回も長文です)

まろほまさんのブログ

私の周りの一番のバカップル(はい 今回も長文です)

それは、間違いなくうちの両親です〜

 

父 おんちゃん

母 ふくちゃん

 

両親はお互いをそう呼びあっていました。

 

「ふくちゃん、今月はさー何かと物入りなんだよ。お小遣いあげて。お願い♡」

とか言いながら、朝っぱらから ふくちゃんのおっぱいをもみもみ。

娘たちの前で。。。

 

姉と私は「また始まったよ。。毎朝毎朝 仲のよろしいことで」ってな感じ。

 

おんちゃんは、ふくちゃんより5歳年下。おんちゃん 30歳、ふくちゃん 35歳で結婚。

当時としては、かなりの晩婚の姉さん女房。

 

同じ会社の同僚というか、母は女ながらも経理部の課長、父は平社員。

給料の前借に父が経理部を訪れたときに 知り合ったとか(父 情けないやんけー)

 

デートに誘われたかと思ったら、車好きな父がもってたおんぼろ中古車でドライブ。途中故障したりすると

「ちょっと直すから待っててねー」って待たされ、食事に連れて行ってくれたはいいけど、いつも

ラーメン屋さん

 

「なんで結婚するって決めたのー?」ときくと

 

おんちゃん「俺がだらしないから、しっかり者の嫁さんもらったんだよ〜」

 

ふくちゃん「おんちゃんが、男にモテる男だからね〜。上司に「今月は車20台売ってこい。それがノルマ」だって

いわれて、おんちゃんがどうしたと思う?車の運転ができる男友達20人集めて、車売れたら歩合でバイト代だすから

一緒に車売りにいこーぜー!って、中古車20台運転して、日本全国 セールス行脚。これがそこそこ売れたらしく、

売る車の数が少なくなると、何名かにバイト代を払って、その友達は電車で東京へ。無事20台売りきって、全員東京に

戻って、バイト代を払って、自分の取り分で 手伝ってくれたオトコ友達全員呼んでパーッと打ち上げ。こんなステキな

バカ(← ママ、自分の旦那をバカって(苦笑))、いままで、周りにはいなかったのよ〜」

 

上司には「20台売ってきたー?どうやって?社外の人間使うのはまずいだろー」って言われたけど

「社外の人間は使うなって言われませんでしたので〜」とケロっと答える天然具合。

 

「あー、この人と結婚したら、退屈しないわー。自分のキャリアも全然惜しくなかった。これからは

おんちゃんのために生きるって決めたのよーん♡」

 

そして、ふくちゃんは課長という地位をあっさり捨て、おんちゃんと結婚して専業主婦に。

結婚式では、会社の上司や同僚たちに「なんでふくちゃんが辞めるのー?どう考えたって

ふくちゃんの方が稼いでるじゃーん。これからやっていけるの?」とか言われたそうです。

 

ふくちゃんは、きっぱりと「私が選んだオトコですから♡ なんの心配もしてませんよ。ついていきます!」

と堂々と答えて、おんちゃんは惚れ直したとかー

 

ほんと、人様の馴れ初め話 面白い。仲良し両親に育てられ、幸せもんです。

 

両親の教えで、今の私があるわけで、学校では教わらない、いろんなことを教わりました。

 

■おんちゃんの教え

 

- 男には男のつきあいがある。将来彼氏や旦那が付き合いで、おねえちゃんがいるお店にいくような

ことがあっても、それは責めるな。しょうがないわね〜って受け流してやれ

 

- なにがどーあっても、女のほうが男よりしっかりしてる。男はいつまでも母親が大事だし、嫁さんも

大事。マザコンはいたしかたなし とあきらめろ(笑)

 

- お金の使いどころを間違えるな。世の中には、会社の経費で接待ができるようになると、プライベートの

飲食代も経費で落とそうとする奴がいる。

仕事は仕事。プライベートはプライベート。

会社の経費を使える立場になっても、それはきちんと分別するんだぞ

 

■ふくちゃんの教え

 

- 社会人になって、どんなお店に連れていかれても恥をかかないよう、テーブルマナーを身に着けておきなさい

 

- ここは女性がお酌をする飲み会の場。ここは女性がエスコートされる場を見極めるのよ。

安っぽくお酌する女にはなっちゃダメ。

 

- お金の受け渡しはスマートに。ポチ袋にいくらかお金を入れて持ち歩くと、役にたつわよ

社会人になったら、同僚や取引先やお客様と飲食する機会もあるから、今日はご馳走しますって言ってくれても

気持ちだけですが って 負担に思われない額を渡すのが礼儀ってものよ

 

なので、私はポチ袋を5ついつも持ち歩いています。

「一万円」「五千円」「三千円」「二千円」「千円」「500円」

 

これは本当に役立ちます。ちょっといい旅館に泊まった時に渡す心づけとか、お茶にいったときに出す

コーヒー代とか、素敵なバーに連れて行ってもらった時に渡すお酒代とか、ラブホの宿泊代や(笑)

 

まぁ、そんなあけっぴろげな両親だったので、彼氏ができたら私は両親にすぐ紹介してました。

 

「こちら●●くん。付き合うことになったから、紹介するね」

 

おんちゃん、ふくちゃん「うちの娘ちょっと変わってて、気も強いけど、まぁ可愛いところも

あるからよろしくね」

 

ってな感じ。

 

ある日、デートの帰りにうちに送ってきてくれた彼氏を、挨拶がてら両親に紹介したら

おんちゃんが「おー、送ってくれたのか。ありがとう。もう遅いし君の親御さんが大丈夫なら

泊まってけよ〜」などと言い出しました!

 

その時が初対面ですよ?私はびっくり!でも彼氏は「じゃぁ、遠慮なく。泊めてくださーい」と。

 

そのずーずーしい男性が、いまの私の旦那でございますぅぅ(笑)

 

私の周り、変わり者ばっかりかもしれません〜〜

 

今日も長々、失礼いたしました(-_-;)

 

★ まろほま ★

 

 

まろほまオフライン

まろほま さんのライブ配信画面へ

まろほまさんの他の投稿

コメント一覧

2024/01/19 07:06

付き合いは人を大事にするよね〜それができない人いてその人に悩みます。


2024/01/19 11:24

素敵すぎて言葉が無い。
驚きと納得の話でした。
めちゃくちゃ素敵なご両親だよなあ。
相思相愛って、理想を現実にした感じだよなあ。


2024/01/19 16:11

今日もブログを読んでくださり、コメントありがとうございます(*^^*)

確かに素敵な両親ですが、むっちゃくちゃスキンシップがある夫婦だったので

いってらっしゃい ぎゅーちゅー
おかえりなさい ぎゅーちゅー

が、世の中のカップルのデフォルトだと思って育ちましたー(笑)

でもそれはデフォルトではありませんでした〜

Hももちろん大切で大好きですが、スキンシップをちゃんと(?)してくれる
男性が好きなのは言うまでもありません(^^♪




2024/01/19 16:53

今回もありがたいお話(=^・^=)感動ですね 私は娘の彼氏に泊まって行けとはよう言いませんでしたよ息子の彼女には泊まって行ったらと言いましたが


  • コメントをした男性ユーザー様の名前は表示されません。
  • 同一記事へのコメントは一人1回です。
  • コメントは審査後に反映されます。
  • 投稿後は編集・削除ができません。
  • 記事が削除された場合はコメントも削除となります。
  • 公序良俗に反するコメントや不適切なコメントは削除となります。





Page Top