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フランスの作家ローラン・ビネ氏の小説です。 ユダヤ人大虐殺の首謀者ラインハルト・ハイドリヒ、ハイドリヒ暗殺計画のためチェコ政府が送り込んだ二人の青年ヨゼフ・ガプチークとヤン・クビシュ。 フィクションかノンフィクションか、歴史書か物語か。 38年間、うまれて物心ついてからマイペースに読書をしてきましたが、こんなに感情を突き動かされた事はありませんでした。 自分の語彙の少なさ、感情表現の乏しさに、改めて歯痒い思いをしています。 ナチス・ドイツの時代にとても詳しいわけでもないし、戦時中がテーマということで、はじめは読むのに躊躇しましたが、読みだしたらその勢いがとまることなく、暗殺に向かって、そしてその後の結末まで、あっという間に読み終わってしまいました。 ブログなので、かなり掻い摘んで、端折りすぎているので、本好きな方は既に読まれているかもしれないですが、興味を持った方は是非読んでみると良いと思います! 次は何の本読もうかなと思っていたんですが、もう一回読もうかなとも思っています。これも、自分のまだまだな人生ですが、初めての事です…!
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