(官能小説)
短大生えるちは、古民家カフェのバイトをしている。
はじめたきっかけは、実家の外観に似ているのと、
彼氏のゆきおが、ここのメンチカツを絶賛したのだ。
「ここのメンチカツ、うまい。うちの母ちゃんのカツと同じくらい」
ゆきおの母親は、調理師。とんかつ屋で働いている。
料理素人のえるちが、勝てるわけないのだが、そんなに好きなら、習おうと思った。
店長の柴田さんは、イケメンだが、とてもそっけない。
「えるちさん、またコーヒーミルクがこぼれているよ。
ミルク入れに、静かにいれないと。あと20個作って」
「はい」
「えるちさんってさ、家であまり料理しない?」
「え?」
いきなり何を言うのだろう。30歳そこそこの男性は、つっけんどんでよくわからない。
「いや、ただ聞いただけだよ」
「しばた店長、今日のまかないなんですか?」
「おい鈴木、まだ昼前だよ」
「いいじゃないですか、えるちさん、一緒に賄いたべましょう」
学生の鈴木は、気のいい奴だ、丸坊主にベビーフェイス だれも憎めない
「いや、いいです。わたし彼氏と電話するから」
「あ、遠恋の彼氏さん?らぶらぶですね〜」
「ちょと、やめてよ鈴木君、またミルクこぼしちゃったじゃん」
「あはは。だいじょうぶですよ。えるちさん、ミルク入れがならんでると、俺、癒されます」
休憩時間、
えるちと鈴木は、いっしょに休憩入った。
ふたりで、アジフライを食べる
「えるちさんって、店長すきですか?」
「ううん、なんかこわいもん。この前も、小学生みたいなこときくな!っておこられたし」
「あ〜まあ、女慣れしてないんですね。店長。
それにしても、えるちさん、けっこうグラマーですね?」
「ね、それセクハラ」
「いや、えるちさんのせいでもありますよ。」
「なんで?」
「この前、仕事の帽子がふにゃって落ちてた。って言ったらめっちゃ笑ってたじゃないですか?」
「あ、そんなことあったかな?」
「彼氏さん、遠恋なんですよね?」
「うん、まあ、2か月に一回くらいしか会えない。なんか忙しいみたいで」
「・・・ふうん、おれじゃだめっすか?」
「え、わたし、いろいろうるさいよ?」
「いいんです。一回おためしに。。。」
鈴木は、たぶん本気ではない。でもにこにこされて接近されるのは悪くない。ドキドキする・・・
「ふたりだけのひみつですって」
そう言って鈴木はえるちにキスをした。
優しい唇。でも、なにかが違った。こいつは、、、おさるっぽい
「鈴木、わたしむり。ごめんね」
そういってまかないの皿をもって、出ようとした。
「わかりました、楽しく仕事しましょ?ね?せっかくはたらくんだから。。。」
鈴木の方をじっとみて、黙ってて手を振り、えるちは仕事にもどった。
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