言葉にならない気持ちを掬える人でいたい

えるち*//さんのブログ

言葉にならない気持ちを掬える人でいたい

最近読んだ本をきっかけに、
職場で本当に負担になるものは何だろうと考えた。

業務量の多さや忙しさももちろんあるけれど、
実はそれ以上に、
「誰かが場の歪みをずっと吸収し続けること」が
大きな負担になることもあるのではないかと思う。

現場には、言葉にならない気づきを拾っている人がいる。
空気を整え、相手に合わせ、流れが止まらないように支えている人がいる。
そうした力は、数字には見えにくいけれど、
確かに職場を支えている。

その一方で、
本当は少し立ち止まって伝えたいことがあっても、
まずは空気を読むことを優先して、言葉を飲み込んでしまう場面もある。
本音をぶつけることだけが正しさではないけれど、
言わずに飲み込むことばかりが続くと、
人は少しずつ疲れてしまうのだと思う。

また、
「何でも言ってね」
「気を遣わなくていいよ」
という言葉があったとしても、
それを安心して受け取れる土台が、いつも十分にあるとは限らない。

考え方の違いが大きかったり、
忙しさのなかで関わり方が少し雑になったり、
まだ慣れない側が置いていかれるような感覚が続くと、
人はだんだん「言わない」を選ぶようになる。

言えないのは、遠慮深いからだけではなく、
言葉にしても届かないかもしれない、
あるいは余計に自分が消耗するかもしれない、
そんな予感があるからだと思う。

利益や数字、効率が大切にされること自体は、
きっと多くの職場で自然なことなのだと思う。
ただ、それが前に出すぎると、
まだ結果の出ていない人の戸惑いや、
細やかな疑問まで
「それは意味がない」
「そこは考えなくていい」
という空気のなかで、
雑に扱われてしまうことがある。

型や手順があることは大切でも、
それだけでは支えきれない不安や迷いもある。
人を育てるというより、
ただ効率よく捌いていくような空気になってしまうとしたら、
そこにいる人の言葉にする力は、少しずつ弱っていく。

“言っていいよ”と言われることと、
“安心して言える関係ができていること”は、
同じではないのだと思う。

だからこそ、管理する立場の人にも、
目に見える成果だけでなく、
見えにくい疲労や調整の負荷、
そして言葉になる前の戸惑いにも、
少し想像力を向けてもらえたらうれしい。

気づける人が損をしないこと。
まだ慣れない人の疑問が、
雑に片づけられないこと。
そういう職場は、きっと働く人みんなにとってやさしい。

そんなことを思った。

今日の配信は

4.16

10-12:30

13:30-18:30

待っててね♪

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コメント一覧

2026/04/16 10:07

えるちゃん(=^・^=)いろいろ考えさせられました 夫婦でもありかなと思ったりしましたよ


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