松本城
1594年頃に石川数正・康長親子により築城された松本城。 北アルプスの雄大な山なみを背景に、白漆喰と黒漆塗りの五重六階建ての天守が、歴史と風格を漂わせています。 以前は外壁面上の板に塗られた黒漆の色 から烏城といわれたこともありましたが、正式な記録がないことから、今は烏城と言われなくなったとか。 一匹の白鳥が舞い降りてきました。優雅に泳ぐ姿は、流れる時間までも緩やかに感じさせてくれます。
*けいこ*+さんのブログ

ご覧ください。見上げるような天守閣を。高さが29.4mあり、外からは五重に見えますが、内部は六階建ての構造になっています。実は、二階の屋根裏部分に三階があり、戦時に備えた隠し階だったそうです。
さ、天守閣へ潜入してみましょう。立派な柱と梁により城が成り立っており、階ごとに工夫が施されているのが分かります。
重臣達が会議をする五階へ昇る階段は、勾配が61度もあり、敵がすぐに上階へ登れないようにしたものだとありました。実際に、この階段を登ってみると、身体をかがめながら進まなければいけません。それは、降りるときも同じです。腰をかがめながら、お尻が階段につきそうになりながら降りてゆきます。この身体の動かし方は日本人が正座文化があるからできたからで、イス文化の方には相当難儀のようです。
最上階は、戦の時、周りの敵の様子を見るところとして使われました。松本の町並みや北アルプスの山並みまで見渡すことができます。天井には城を守るご神体の二十六夜神が今も変わらずに祀られています。
*けいこ*+オフライン
*けいこ*+ さんのライブ配信画面へ
昔の武将や城は相建手(敵陣)に如何に攻められにくいか?を考えて建てられているのだから、凄い技術ですよね♪