「えるちさん、そんなに怒らないで?」
「信じられない。昨日、わたしのワイシャツの胸元、コーヒーで汚すなんて・・・」
「わかった、ごめん。」
「ごめんじゃ、収まらないです!あのワイシャツ、わたしのお気にだったんですよ!」
「そうだったんだ。」
「はい、あの、ワイシャツクリーニング代、請求させてもらっていいですか?」
「いいよ。それより、新しいの買った方がいいんじゃない?おれ、払うから」
「いいんですか!」
「うん」
「えーやったー!」
えるちは大好きな東京シャツがもう一着変えると知って、とたんに笑顔になった。
「ありがとうございます!次はどんなシャツにしようかな」
「・・・わかりやすい」
主任がぼそっと言った
「あのさ、えるちさん、今日桜地区一緒に保全まわるだろ?」
「はい、午前中は桜地区ですね。あ、わたしひとりで回りますよ?」
「波木自動車と近藤さんとこは、おれもいくわ。ずっと俺担当だったから。波木自動車には、ノーマルタイヤ交換の予約もしたいしさ。あとアンケート配布のお願いもするだろ?」
「そうですか・・・」
「なに、そのかお」
「いやべつに・・・」
「それでさ、お昼にパムの木でオムライス食べよう!」
「やった〜!オムライス好きなんですよ」
「知ってる・・・」
「え?」
「自己紹介の時言ってたぞ」
「覚えててくれたんですか?」
「部下の好きなものくらいは・・・」
「くらいは?」
「いいから、ほら、支度して外回りいくぞ」
「はーい♪」
ランチ時、パムの木は混んでいた
「座敷でもいいですか?」
店員に言われ、二人は座敷にあがった。
ふわとろオムライスは、オーダーから5分で出てきた。
「いただきま〜す」
「美味しいですね。卵ふわふわ」
「うん、美味いな」
「波木自動車、アンケート配布OK出てよかったです。ありがとうございます!」
「うん」
「主任は、どんな食べ物が好きですか?」
「う〜ん、どんな・・・卵料理とか・・・」
「へ〜!自分で料理するんですか?」
「目玉焼きくらいはつくるよ」
「目玉焼きって・・・2つ並ぶと・・・なんかエロいですね?」
「は?馬鹿かお前 いつもそんなこと考えてるのか」
「冗談ですよ 主任が目玉焼きっていうから・・・や、ほんと、この前、目玉焼き2つをせいろで蒸してつくったんですよ。そしたら、卵黄がせいろの中でゆっくり・・時間をかけて・・・ピンク色に蒸されて・・・ぷっくりしてたんです」
「ははん・・・こんなランチタイムにそんなこと言い出すなんて・・・教育不足のなんたるか・・・あとで指導が必要なようだ・・・えるちさん、お客様の前でその話は厳禁だからな。わかったか?」
「はい♪わかりました♪気を付けます」
「わかったなら、それ食べたら昼からは緑地区まわるぞ」
「はい、あ、正座してたら足痺れた・・・」
「だいじょうぶか?」
「はい、いたたた・・・しばらくすればだいじょうぶです・・・痺れやすくて」
顔をしかめながら笑顔をつくると
「・・・しびれやすいんだ・・・?」
「はい・・・え?からかってるんですか?」
「もっと痛がってみて・・・?」
「いやです、主任こそなんですか?ランチ時に・・・」
「ああ、ごめん、つい・・・」
「あとでおぼえててくださいね・・・」
「わかったお会計済ませてくるから」
「はい」
ふたりの営業車は、今日は主任のワゴン車だった・・・
前回のブログからの次なる展開が楽しみ〜^_^
タカさん、お楽しみに♪(*^^*)
目玉焼き二つはおっぱい(=^・^=)
ひろみさん そう、並べてせいろ蒸しすると、おっぱい♪