20年後のえるち・・・

えるち*//さんのブログ

20年後のえるち・・・

63歳のおばあちゃん

外孫が大学の夏休みにあそびにきた

「ばあば、元気?」

「うん、朔太郎げんきだよ。おおきくなったね」

「今日は、彼女もつれてきたんだ。いっしょにばあばの家泊ってもいいかな?」

「はじめまして。ひとみっていいます。」

「・・・あら、はじめまして。可愛いこね。ほら、じいじ、朔太郎が彼女連れてきたよ」

「朔太郎、やるな〜。こんな可愛い彼女。じいじも欲しいな。」

「やめなさいよ。じいじ。もう、年を取って言うことが・・・ごめんなさいね」

「いえ、いいんです。朔ちゃんから、じいじばあば大好きって聞いてますから」

「あら、嬉しいわね。じいじ、今日はピザでもとりましょうか?」

「ピザか、ひさしぶりにたべるのう」

「朔太郎もひとみちゃんも、ピザすきかしら?」

「はい!」

その夜はみんなでピザを食べた。

 

えるちは、売店の仕事を続けている。

お友達の上司も先輩も引退されたが

今は若い子の教育係になった

年をとっても甘いものに目がないえるちは、ついつい新製品に目がいってしまう

「あら、このバニラビーンズいりカスタードクリームパン美味しいのよ。鈴木さん。食べた?」

「まだです。わたし、カスタードより、チョコクリームパンの方が好きで、えるちさんこっちも食べてみてください」

ものをはっきりいう鈴木さんは、決して自分の意志を曲げない。

「そ、そうね、食べてみるわね」

 

もうひとりの後輩、田中さんは

まるで若い時のえるちみたいだ

「えるちさん、さっきのお客さん、イケメンでしたね。」

「そうね。あのひと、イケメンよね」

「わたし、スーツが似合うイケメン大好きです。」

「うんうん、わかる〜でもいつもちょっと香水つけすぎじゃない?」

「たしかに〜あれは、ヴィトンの香水ですね。あれずっと匂いのこるんですよ」

「くわしいね。」

「はい、元カレがつけてたんで・・・」

「あら、そうなの・・・思い出の香水なのね」

「はい・・・」

目を潤ませる田中。

「田中さん、気持ちはよくわかるわ、でもほら今仕事中だから。

いっかいお茶のもっか?ね、水筒のお茶」

「はい・・・」

25歳の田中さんはまだまだ青春まっさかりだ。

 

「あ、えるちさん、機械操作ミスっちゃった、どうすれば」

お店がいそがしい時間に、操作をあやまる田中さん

「うん、この場合はね、ここを押して、次にここ、そして確定」

「あ、ありがとうございます〜助かりました」

 

可愛い田中さんとしっかりものの鈴木さんの育成は続く・・・

 

次回は22:00-23:30いん予定♡

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