製菓学校に通うえるちは、
将来、カフェを開きたいと思って勉強中
今日は、ラテアートの授業があり
とてもワクワクしている。
「ラテアート講師って、女の人かな?」
えるちが、ひまりに声をかける。
「そりゃあ女の人じゃない?
男の人があんな可愛いアート描けないって」
「えー、あたしは男の人に教えて欲しい。カップを持ってさ、こうやるんだよって。手を添えてもらって」
そう言い出したのは、なつみ。10個上の彼氏持ちは流石に言うことが違う。
「なつみはえろいよね。あたしは教えてもらえるんなら、どっちでもいいや。」
「えるちはあっさりしてるねー。」
「うん。そう。あんま考えないから。だって授業だよ?笑」
内心ドキドキしてるのは、学校で悟られたくないから内緒だ。
ましてや、男子がいる前でラテアート授業前にドキドキしてるなんて、そんなこと話したくない。
なつみたちには、夏休み前のカラオケ飲み会であのとき実は、、と話そうと決めていた。
始業チャイムがなる。
教室に入ってきたのは、
ヒゲを生やした
ダンディな男性講師だった。
「こんにちは。ラテアーティストの鈴木航平です」
挨拶の時点で
なつみの目がハートになっている。
「ラテアートは、ミルクのアート。ミルクの淹れ方で、色んなアートが作れるんです」
男子たちがくすくす笑っている。
何がおかしいかわかるけど、
えるちは笑いを我慢する。
「しかし、決まったアートを作るには、ミルクの強弱を、肌感覚で覚えなくてはいけません。
忙しいときは、一日50回もアートすることもあるんです。
そんな時、同じ型を作るにはコツがあるんです。
ミルクを強く出したり、優しく出したり、
カップの振り方、淹れる角度、、」
「ぜったいあの人、自分に酔ってるよね?」
ひまりが囁く
「うん、なんかキモいよね、話長っ!」
笑いを堪えながら話を合わせて答えるえるち
男子たちはくすくす肩を小突きあっている。
ぜったい男子の方を見てはいけない。
つられて笑ってしまう。
なつみは女性の目になってしまっている。
「説明はこの辺で、あ、なつみさん?ていうのかな、名札見えたから。僕の助手してくれる?」
「はい」
なつみ、気をつけて、、骨抜きになっちゃだめだよ、、目で合図する
「じゃあ、ぼくがラテの入ったカップを持ってるから、そこにミルクを注いで、葉っぱを作ってください。
練習してきた?」
「はい、、」
「せーのっ、そう、もっとミルクを傾けて淹れて。そう、もっと振って?そう、、」
講師の声が完全に男性のそれに聞こえる
なつみの顔が真っ赤になっている
えるち達はドキドキしながら見守っていた、、
次は誰が当てられるんだろう?
続く
夜インしたいので計画中です
またお知らせします
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