ファーストフード店の再会�B

えるち*//さんのブログ

ファーストフード店の再会�B

2人は、イースト公園までドライブにきた。

ここの夕日はきれいで夕飯。

水平線に太陽が沈んでいく。

「なつかしいのう」

「なに、おじいちゃんみたいに」

「そうさのう、おいらのTesoroが、鎖国を開港して、黒船ペリーに出会って、よきかな、よきかな」

そういいながら、ゆきおは運転席シートを倒して、窓を眺めた

背中がひっくひっく揺れている

「ちょっと、ゆきおさん?」

ああ、しまったと思った

やっぱりわたしはこの人を困らせてしまう

あげまんどころか、

奈落の底にお互いの足を引っ張ってしまう

よくなかったんだ、、、いっときは良くても、、、

年をとって、ゆきおが涙もろくなったなんて意外だ

いつも涙を拭ってもらっていたのは、私の方だったのに

 

「あのさ、ゆきおさんに泣かれたら、わたしどうしていいかわからなくなるの」

「ごめん、いつも嫁にいじめられてて」

「なんでいま、奥さんが出てくるの、サイテー」

「いいよ、サイテーで おれは、おまえを幸せにできな、、、」

「皆までいうな、ボケゆきお」

「ひぃーこわい ひっひっ、ふー、ひっひっ、ふー」

「はいはい、ラマーズ法ね ね、もう夕方だし、かえろ、わたし、泣く男きらい」

「いいよ、おいらもきらい」

「いいよ、嫌いでいいもん」

うるうるしてきたので、慌てて天井を向く

「まえ、言ったよな、おいらときみは、タッキーand翼だって。君がたとえ男になっても、おいらは、よっ!元気?って声かけるよ」

「はい、わたしがタッキーであなたが翼」

「うん、おれ、タッキーだったら男でもいける」

「タッキーはいやかもよ?」

この人は、とある占いで翼なのだ、、でもそんな事言わない、言うと白ける

しばらくぼーっとして

ゆきおはじっと見つめてきた

わたしの人差し指に、口の腹でそっと触れた

「料理とかしてる?」

「うん」

「よきよき」

「もう帰ろう?それぞれのおうちへ

Mバーガー駐車場まで送ってって」

「その前に、握手」

「ハグもして?」

握手とハグをすると

明らかに体は熱かった

とろけそうな肌感覚

この感じはずっと覚えていられる

2人が乗せた車は動き出した

 

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