楢下宿 こんにゃく番所4
写真は、お造り/さらし鯨蒟蒻(こんにゃく) こんにゃくって主役になれない感じがしませんか? けいこの家では、こんにゃくは、里芋などの根野菜と煮たり、味噌田楽、玉こんにするぐらい。ところが、ここ、こんにゃく番所では、会席料理をはじめ、様々なこんにゃく料理を楽しむことができるから驚きです。 会席料理は三種類。そのうちのひとつをご紹介しましょう。 一、先 付 蟹と夏野菜の蒟蒻琥珀寄席、胡麻クリーム 一、前 菜 黒豆蒟蒻、牛肉巻蒟蒻、海老のテリーヌ、鳥賊見立蒟蒻和え、あわび見立て蒟蒻の粕漬け 一、造 り さらし鯨蒟蒻、妻一式 一、煮 物 なすと蒟蒻の博多 一、酢の物 水雲蒟蒻 一、食 事 蒟蒻蕎麦または蒟蒻粥、薬味 どの料理も蒟蒻が同じ味付けになっているものはなく、見た目も、切り方が違うだけでなく飾り包丁が施されているなどの工夫がされています。これがこんにゃく?そう思うこと間違いなしです。 遡ること江戸時代。もともと、宿場町として繁栄していたここ楢下宿では、楢(なら)の木で炭を焼くことを生活の糧としていた一方、酒の肴としてこんにゃくを煮たもの(こんにゃく芋に楢炭の灰を入れアクを取った物)を食べていたことから、こんにゃく作りへの挑戦が始まったそうです。こんにゃくそのものに食感や味を持たせることが難しいのですが、根気よく食材と向き合うことで、こんにゃくの素材が映える料理が生まれたのです。 「たかが蒟蒻、されど蒟蒻」 こんにゃく番所に飾られている言葉です。 食事を終えこの言葉を見ると、うまいこと言ったものだと、うなるに違いありません。 だって、こんにゃくがこんなにも多くの趣向を凝らし味わいを見せてくれるんですもの。 さて、ここまでお伝えすると、ほかにどんな料理があるのだろうと気になり始めてきましたか? それは行ってからのお楽しみ。 羽州街道にある楢下宿は、山形県上山市の山あいにあります。近くに行った際には、是非お立ち寄りください。けいこのおすすめです♪
こんにゃく、見直しました。
山形、上山だね。
元・山形県民としては…敏感…に反応しちゃった。
キャハ(σ≧▽≦)σ
Mさんへ
お客さまのその言葉がなによりです! なんてね。
けいこも、見事なこんにゃく料理にうなっちゃいました((o(^∇^)o))
Pさんへ
そう、上山市です! もしかして、行ったことあります? 上山城や上山温泉からも近く、散策して回るにはもってこいですよね(≧▽≦ヘ)
こんにゃく料理なんですか!
見た目にも美味しそうで、ぜひ食べてみたいです
ヘルシーで好きですね
Eさんへ
そうなんです。どの料理にもこんにゃくが施されています。こんにゃくを使っていても味付けは本物の素材を使って料理した場合と同じ味付けにしているから、さらにびっくり!! こんにゃくなのに、こんにゃくではないんです☆
その土地土地での料理の特色を活かしていますね。
地元では味わう事が出来ないですから、新鮮味を感じますね♪せめて旅行に行った気持ちになっていただきま〜す。
TKさんへ
はい、どうぞ♪ どうですか? お口に合うでしょうか??