写真は、お造り/さらし鯨蒟蒻(こんにゃく)
こんにゃくって主役になれない感じがしませんか?
けいこの家では、こんにゃくは、里芋などの根野菜と煮たり、味噌田楽、玉こんにするぐらい。ところが、ここ、こんにゃく番所では、会席料理をはじめ、様々なこんにゃく料理を楽しむことができるから驚きです。
会席料理は三種類。そのうちのひとつをご紹介しましょう。
一、先 付 蟹と夏野菜の蒟蒻琥珀寄席、胡麻クリーム
一、前 菜 黒豆蒟蒻、牛肉巻蒟蒻、海老のテリーヌ、鳥賊見立蒟蒻和え、あわび見立て蒟蒻の粕漬け
一、造 り さらし鯨蒟蒻、妻一式
一、煮 物 なすと蒟蒻の博多
一、酢の物 水雲蒟蒻
一、食 事 蒟蒻蕎麦または蒟蒻粥、薬味
どの料理も蒟蒻が同じ味付けになっているものはなく、見た目も、切り方が違うだけでなく飾り包丁が施されているなどの工夫がされています。これがこんにゃく?そう思うこと間違いなしです。
遡ること江戸時代。もともと、宿場町として繁栄していたここ楢下宿では、楢(なら)の木で炭を焼くことを生活の糧としていた一方、酒の肴としてこんにゃくを煮たもの(こんにゃく芋に楢炭の灰を入れアクを取った物)を食べていたことから、こんにゃく作りへの挑戦が始まったそうです。こんにゃくそのものに食感や味を持たせることが難しいのですが、根気よく食材と向き合うことで、こんにゃくの素材が映える料理が生まれたのです。
「たかが蒟蒻、されど蒟蒻」 こんにゃく番所に飾られている言葉です。 食事を終えこの言葉を見ると、うまいこと言ったものだと、うなるに違いありません。 だって、こんにゃくがこんなにも多くの趣向を凝らし味わいを見せてくれるんですもの。
さて、ここまでお伝えすると、ほかにどんな料理があるのだろうと気になり始めてきましたか? それは行ってからのお楽しみ。
羽州街道にある楢下宿は、山形県上山市の山あいにあります。近くに行った際には、是非お立ち寄りください。けいこのおすすめです♪
けいこといっしょに行きたいな(*^_^*)
美味しそう
おでんの具か、刺身こんにゃくくらいしか知らなかったけど
こんにゃく自体に味はないのに、これは料理の主役の1品ですね
近くに温泉もある所ですよね、絶対1度行って食べてみたいです!
こんにゃくのお刺身大好きです(=^・^=)
Yさんへ
ほんと? 是非案内したいな。 さ、いざ山形路へ。
Sさんへ
そうなの〜、美味しいの! これは鯨のお刺身の食感を真似してつくられています。こんにゃくには飾り包丁が施され、鯨こんにゃくの上にある赤いのは梅肉。一切れ目は梅肉だけでいだだき、ニ切れ目はわさび醤油でいただきます。
Eさんへ
はい、近くには上山城があって散策するのもいいですよ。山形県は果物が豊富なので、季節によってはフルーツ狩りも楽しめます(*´ω`)
Hさんへ
こんにゃくのお刺身、喉ごしよくつるんと食べられますよね。写真は半透明のものですが、けいこはお土産に緑色の刺身こんにゃくを買いました♪
山形で蒟蒻といえば立石寺に行った時に、蒟蒻玉で食べた事はありますよ。一本100円でしたが素朴な味で美味しかったのを覚えています。頂上に着くまでに何件かお店がありますね。
TKさんへ
立石寺、けいこも言ったことありますよ〜。頂上に近づくにつれ。階段の幅がなくなくって登るのが大変だったような。あそこは玉こんにゃくが有名ですもんね。懐かしいっ。