万博を語るに欠かせないのは大屋根リング。万博に行って、この建築物を見て体験するだけで、十分価値を感じてしまうほどです。
この大屋根リング、1周2キロあり、甲子園がすっぽり入るほどの大きさで、すでにギネス認定されていることは広く知られているところ。
世界各国の建設したパビリオンは、すべて大屋根リングの内側に配置され、リングの上から会場全体を眺め、リングが描く大きな輪を「地球儀」だと見立てれば、世界各国をその中に包摂しているようにも感じられます。万博は、世界の今を切り取る鏡。分断に向かっているとも表される世界を、リングが繋ぐ。世界各国は様々な歴史と文化に彩られた独自の存在でありながら、人類の故郷である地球は一つ。そうした「多様でありながらひとつ」というコンセプトを体現するのが、この大屋根リングでもある、とはホームページから。なるほど、大屋根リングを地球儀に見立てて差別なく海外パビリオンを輪の中に存在させるとはなんて素敵な発想なの。
リングを下から見上げると、あまたの木材が美しく組み合わされて支える構造になっていることが分かります。釘などは基本的に使わず、リングの柱をくり抜いた開口部に梁を「差し込む」形になっており。京都の清水寺に代表される「貫(ぬき)工法」と言われる工法を基にした建築技術が用いられているそう。日本ならではの技を万博という場で用いることが日本人としての誇りを垣間見たようです。
歩行できるリング上部のスロープには、四季折々の植物が植えられ、四季の移ろいを感じることができるように工夫がなされています。木材にヒノキを使用されていることもあるのでしょう、木の甘い香りと、ヒーリングの音楽に、五感までもが癒されます。芝生に転がって見上げる空はきっと星を近くに感じたことでしょう。
写真は夜の大屋根リング。幻想的な風景は万博で撮影した写真の中でもお気に入りの一枚。
幻想的な景色(=^・^=)けいこちゃんと一緒に大屋根リンク歩きたいね
このリングも訳ありなんですよね
国産材木を海外産として値段を吊り上げ! 今のイベント主催の目的なんですが
御免なさい
「大屋根リング」万博の象徴ですね♪万博は未来を見通す祭典。のように思えるけど、古い技術を生かした所もあるのですね♪ 『温故知新』ですからね(^^♪
もう開会してしばらく経つけどテナント料払ってなくてや準備中で開館できない国や企業は今もあるのかな?